2017年11月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

2017年11月14日

山陽小野田市のショッピングセンターで出土品の展示会を開催しました

 11月5日(日)、山陽小野田市の「おのだサンパーク」(山陽小野田市中川6丁目4-1)を会場に、「地域イキイキ☆ふれ愛まいぶん」(見学無料)を山陽小野田市教育委員会と共催で開催しました。
 埋蔵文化財の公開施設に出かけて出土品を観覧するのとは趣を異にし、買い物の機会に軽い気持ちで出土品を見学することができ、また担当職員から直接解説を聞くことができる展示会です。
 今回は、開催地山陽小野田市の2遺跡を含む県内23遺跡から発見された、縄文時代~江戸時代の出土品81点を通時代的に展示しました。出土品の解説は、職員のほか奈良・平安時代の官人・貴族風の衣装を着装した職員2名が行い、異空間を演出しました。
また、希望される子どもたちには古代人風の衣装を着てもらい、同伴の方が記念写真をされました。
 「土器にさわることができて、良かった。」「昔の生活を知ることができてうれしかった。」「古代衣装を着て、写真を撮ることができてうれしかった。」等の感想のほか、「土器にはどんな土が使われているか?」、「こうした展示会をもっと開催してほしい。」等の疑問や要望があり、当センターの業務改善にあたり、大変参考になりました。
 最新の発掘情報に接していただくとともに、私たちのふるさとで発掘された土器や石器などを身近に見学し、手に触れていただくことにより、ふるさとの埋蔵文化財に親しみ、興味・関心を高めていただく機会となったようです。
 このたびの開催にあたり、多くの関係機関にご協力いただきました。あらめて、心から厚くお礼申しあげます。

①_2.jpg

②_2.jpg

③_2.jpg

 

2017年10月26日

山陽小野田市で県内の遺跡出土品が一堂に会する展示会を開催します

 山口県内には、約3,000か所の遺跡が知られており、土木工事などに伴って毎年いくつかの遺跡が発掘調査され、貴重な遺物が出土しています。
 このたび、こうした発掘調査の成果を身近に見て、出土品に直接触っていただくことのできる「地域イキイキ☆ふれ愛まいぶん」を山陽小野田市で開催します。この展示会は、開催地山陽小野田市の2遺跡を含む県内23遺跡から発見された、縄文時代から江戸時代までの出土品約65点を展示・公開する地域初の催しです。
 古代人風の衣装を着装した担当職員がわかりやすく解説するとともに、古代衣装の試着体験コーナー(対象:小学生以下)も併設しています。
 ふるさとの遺跡、出土品に接していただくことのできる絶好の機会です。ぜひ、ご来場ください。

○日 時  平成29年11月5日(日)  10:30~15:00
○場 所  おのだサンパーク 2F催事場(山陽小野田市中川6丁目4番1号)
○観覧料  無料
○その他  当日、アンケートにご記入いただいた皆さんに、先着順で山口県埋蔵文化財センターオリジ
      ナル缶バッチ【ほっちょるん】を差し上げます。
      限定300個。

平成28年度「地域イキイキ☆ふれ愛まいぶん」のようす(会場/ザ・モール周南[下松市])
上段2.jpg

下段2.jpg

 

2017年10月11日

巡回展(山陽小野田会場)で講演会とギャラリートークを行いました

 今年度第3会場目となる巡回展「発掘された山口」は、山陽小野田市歴史民俗資料館(山陽小野田市栄町9-21)を会場に、11月12日(日)まで開催します。開催初日の9月30日(土)に、70人の方にご参加いただき、講演会とギャラリートーク(展示品解説)を行いました。
 講演会では、「陸の遺跡と水中の遺跡」と題して、水中に没している遺跡(水中遺跡)のお話をしました。遺跡の保護については、これまで陸上の発掘調査でわかった歴史的なできごとが中心でしたが、これからは水中遺跡の調査により、海を舞台とした歴史事象を加えることによって、日本の歴史と文化をより正しく、豊かに理解することができるのではないか、との説明をしました。
 また、山口県の水中遺跡の内容や日本における水中遺跡の調査のうち、琵琶湖底遺跡(滋賀県)・鷹島海底遺跡(長崎県松浦市)のほか、いろは丸(広島県福山市)・開陽丸(北海道江差町)等の沈没船の調査の成果について、画像を用いて紹介しました。
 ギャラリートークでは、平成27年度に当センターが実施した4遺跡の発掘調査について、遺跡の概要や出土品の特徴を説明するとともに、同時期の山陽小野田市所在遺跡の概要をお話ししました。
 なお、第4会場目となる巡回展「発掘された山口」は、ながと歴史民俗資料室(長門市東深川2660-4)会場に、12月1日(金)から開催予定です。皆様のご来場をお待ちしております。

講演会2.jpg

ギャラリートーク2.jpg

 

2017年10月 4日

出前授業に行ってきました(防府市立大道中学校)

 9月29日(金)、防府市立大道中学校での出前授業を実施しました。1年生の35人に授業を行い、防府市内の遺跡から出土した遺物を実際に見て、触ってもらえるよう準備しました。
 授業では、3種類の土器を古い順に並べる体験活動を取り入れました。解説に出てくる土器と、手元の土器の共通点を探しながら土器を観察したり、硬さを確かめたりしながら、熱心に取り組んでいました。
 大道周辺の遺跡、下津令遺跡や上り熊遺跡、原遺跡などの地域に身近な遺跡を知ってもらいました。良質な粘土が採れ、佐波川河口に位置する大道地域には多くの遺跡があることを知り、かつては「港」として栄えたであろう大道地域の歴史を知ることにより、さらなる地域史への興味をもってもらえたら幸いです。

P1140010_2.jpg

 

2017年8月25日

親子古代体験「勾玉・管玉づくり」にチャレンジ

 山口県埋蔵文化財センターでは、小学校高学年の児童、保護者を対象に、夏休みを利用した「親子古代体験」を毎年行っています。今年は、8月3日(木)に5組12名の親子の皆さんが「勾玉・管玉づくり」に取り組まれました。
 古代のアクセサリーやふるさとの歴史について学習していただき、県内の遺跡から発見された勾玉・管玉をモデルにして、親子で弥生・古墳時代の人々の技術を体験することによって、自分だけのオンリーワン勾玉・管玉にチャレンジしてもらいました。
 できあがった勾玉・管玉もすばらしく、笑顔でお持ち帰りいただきました。

★P1130850_2.jpg

 

2017年7月25日

巡回展(防府会場)で講演会とギャラリートークを行いました

 当センターでは、市・町教育委員会などの協力を得て、新たに発掘調査で出土した資料について県内の各要施設を巡回、展示しています。今年度は、5会場で展示する計画で、現在は、防府市文化財郷土資料館(防府市桑山二丁目1ー1所在)で開催中です。期間は、8月31日(木)まで。これにあわせて、7月22日(土)にセンター職員を講師とする講演会ならびに展示解説(ギャラリートーク)を行いました。
 講演会は、「ピラ掛け製品を見つめて-発掘資料が伝える萩焼の実像-」とのタイトルで、郷土山口を代表するやきもの萩焼に関して、発掘調査や史料調査の成果をまじえて、先ずその歴史全般を紹介しました。
 萩焼といえば、楽焼や唐津焼などとともに近世国焼の雄としての印象を強く抱きますが、とくに江戸時代の中頃から後半にかけては、高雅な作風というより寧ろ実生活に近い茶の湯をたのしむ器としての椀や皿、鉢などに広く関心がそそがれ行く感がいなめないことに触れました。
 そこで看過できない存在として浮かび上がる京焼、さらに萩と京の両者のはざまにおける窯業関係者など人々のうごめきのなかで、全く新しい「ピラ掛け」と称されるデザインの創出に辿り着くまでを追ってみました。
 展示解説では、秋根土塁(下関市)→殿久遺跡(美祢市)→堂道遺跡(山口市)→下津令遺跡(防府市)と順追って丁寧に、わかりやすく説明させていただきました。参加された皆さま方の終始熱心な態度や真剣な質疑のやりとりが、とても印象深く心に残る一日でした。

講演会_2.jpg

DSCN1238_2.jpg