2016年9月

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2016年9月26日

下津令遺跡(しもつりょういせき)発掘調査の現地説明会のお知らせ(10月1日(土))

 山口県埋蔵文化財センターでは、農地整備事業に先立ち、防府市大字台道にある下津令遺跡の発掘調査を実施しています。このたび、現地説明会を下記のとおり開催いたしますので、多数の皆様方のご参加をお待ちしています。
 調査では、戦国時代(室町時代後半)の集落跡が見つかり、建物、鍋や数多くの皿を捨てた穴、素掘りの井戸や溝を検出しました。縄文時代の石器、弥生時代終末期から戦国時代までの土器や土製品、漆器(しっき)などの遺物も出土しました。
 これらの調査成果について、担当職員が地元や一般県民の方々を対象として、現場案内や出土品の紹介などを交え、わかりやすく解説します。

1 日 時   平成28年10月1日(土)  10:00~11:30
         *雨天中止

2 場 所   下津令遺跡発掘調査現場(防府市大字台道)

3 問い合わせ先  山口県埋蔵文化財センター
(担当:宮下〔みやした〕・中里〔なかざと〕)
TEL:090-7126-4034(現場携帯電話)

下津令遺跡現地説明会 会場位置図.pdf


下津令遺跡現地説明会案内添付写真.jpg

 

2016年9月26日

職場体験学習を受入れました

 9月15日(木)・16日(金)の2日間、山口市立大殿中学校の2年生3名が職場体験学習を行いました。
 初日は、発掘調査や出土品の整理・展示など、当センターの様々な業務について映像を使ってお話した後、センター来所者に気持ちよく観覧いただけるよう、展示ケース内の清掃を体験しました。また、遺跡から出土した土器の水洗いによる土落とし、破片どうしの接合、足りない部分への石こう入れなどの実技実習を行いました。
 2日目は、遺跡からの出土品を貸し出す際に、破損を防ぐためのクッション(梱包材)づくりに挑戦しました。また、午後からは職員の指導のもと、センターが実施している体験学習の指導員を想定した、勾玉・管玉の装身具製作を疑似体験しました。
 日常的なあいさつをはじめ、担当職員の話をよく聞いて、協力して仕事をやり遂げようとする姿勢が随所にみられ、社会人として働くための意識や心構えなどの自覚形成が感じとれた2日間でした。



【土器の石こう入れ】

土器の石こう入れ.JPG


















【勾玉・管玉づくり】

勾玉・管玉づくり.JPG

 

2016年9月23日

巡回展(防府市文化財郷土資料館会場)で講演を行いました

 当センターが平成26年度に実施した発掘調査成果の県内巡回展「発掘された山口」が、9月3日(土)から9月25日(日)まで防府市文化財郷土資料館で開催されています。
これに合わせて、9月10日(土)には記念講演を行いました。展示会場の中にイスを並べての講演という珍しいやり方でしたが、約50名の方々にご参加いただきました。
 講演では「鍋・釜から中世社会を考える」と題して、鍋・釜の歴史、鍋・釜からみた西国と東国、中世の周防・長門を特徴付ける足鍋、鍋のもつ呪術性などについてご紹介しました。中でも、使う鍋・釜で中世日本が西東に分かれることや、その境目が現在の西日本と東日本の境目と同じであることについて多くの方が興味を持たれたようでした。
 当日は蒸し暑い日でしたが、ご参加の皆様には熱心にご聴講いただき、ありがとうございました。
 なお、次回の巡回展は会場を美祢市歴史民俗資料館に移して、10月1日(土)から11月16日(水)まで開催いたします。

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2016年8月26日

「まいぶんスクール」を開催しました

 夏休み期間中の8月8日(月)に、山口県内の小学校・中学校及び県立学校等の教員14名を迎えて、「まいぶんスクール」-授業に活かせる埋蔵文化財講座-を開催しました。
 出土品等の資料を理解してその取扱に慣れ、授業の教材として活用できるようお手伝いし、学校における歴史教育の充実及び郷土を愛する心をはぐくむことがねらいです。
 午前中は、埋蔵文化財の基礎知識やセンター収蔵の出土品の貸出・利用方法などについて、土器や石器に直接触れてもらいながら講義を行いました。また、午後には、出土品等を用いた指導方法や指導上の留意点、出土品等を用いた授業例について研修しました。その後、グループに分かれて、出土品等を用いた授業を学校現場で行う上での展望や課題について協議を行いました。
 「教科書的な内容のみではなく、実物を使うことで生徒の興味・関心を引く材料になると感じた。」、「機会があれば、出土品を使った授業を試してみたい。」との感想があり、好評をいただきました。

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2016年8月26日

親子古代体験「勾玉・管玉づくり」を実施しました

 山口県埋蔵文化財センターでは、小学校高学年の児童・保護者を対象に、夏休みを利用した「親子古代体験」を毎年行っています。今年は、8月5日(金)に5組13名の親子が「勾玉・管玉づくり」に挑戦しました。
 古代のアクセサリーやふるさとの歴史について学習するとともに、県内の遺跡から発見された勾玉・管玉をモデルにして、親子で弥生・古墳時代の人々の技術を体験することによって、自分だけのオンリーワン勾玉・管玉を作りました。
 できあがった勾玉・管玉は、ひもに通して首にかけ、お持ち帰りいただきました。

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2016年8月26日

「山口県教員10経験者研修」を開催しました

 7月25日(月)~27日(水)に、「山口県教員10経験者研修」を開催しました。この研修は、本県に採用され、在職期間が10年に達した後、教諭としての資質の向上を図るために校外における研修(社会体験研修/3日間程度)を受講するもので、小学校から3名の参加者がありました。
 広く埋蔵文化財に関する知識と理解を深め、学校現場で活用していただくため、関連する講義に加え、センター収蔵出土品等を活用した歴史の授業実践例の紹介や実習の受講、施設外研修として史跡整備事例(大内氏館跡・朝田墳墓群)や現在調査中の発掘現場の見学を行いました。
 歴史の授業実践例については、「このような授業をしたら、子どもたちはより興味を持って学習に取り組めるだろうと思った。」、「ぜひ今後、貸出可能なものを借りて、授業に取り組んでみたいと思う。」との感想がありました。
 今回の研修が、参加された教員の皆様方にとって有意義なものとなり、実際に学校現場で活かされることにつながれば、私たちセンタ-職員としても大変うれしいことです。

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