2011年6月23日
巡回速報展(山陽小野田市)で、講演と展示品解説を行いました
当センターが21年度に実施した発掘調査成果の巡回展「発掘された山口」が、6月21日から7月24日まで、山陽小野田市歴史民俗資料館で開催されています。21日のオープンに合わせて、講演と展示品の解説を行いました。
市民館2階の講義室で「古墳からみた山陽小野田」と題して市内の古墳についてお話しした後、資料館に移動して、皆さんといっしょに展示品や写真パネルなどを見ながら説明しました。歴史に興味をおもちの方が多く、「どうして須恵器の普及後も土師器も使うのか?」、「中世の足(あし)鍋(なべ)の足はなぜ3本なのか?」など次々と質問が寄せられ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
なお、今回は当センターが18年度に発掘調査した柳下・今市遺跡の出土品も、「~里帰り 厚狭柳下・今市遺跡~」として展示され、見ごたえのある展示となっています。 (石井)