2013年9月17日
巡回展(梅光学院大学)で、講演と展示品解説を行いました
当センターが平成23年度に実施した発掘調査成果の巡回展「発掘された山口」が、8月22日から9月28日まで、梅光学院大学博物館で開催されています。展示に合わせて、9月9日に、記念講演と展示品の解説を行いました。
図書館ホールで行った記念講演では、話題性を考えて、昨年県内で初めて見つかった銅印を取り上げました。銅印は今回の展示品ではありませんが、何人もの人から「実物は、どこで見られるのか」という質問があり、関心をもっていただき嬉しく思いました。その後、博物館に移動して、皆さんといっしょに展示品や写真パネルなどを見ながら各遺跡の特徴などを説明しました。歴史に造詣の深い方も多く、展示品にはない県内古墳の大きさなどについての質問もありました。
今回は博物館学を学ぶ梅光学院大学の学生さんたちが展示を担当し、順路を足跡で示したり、各担当者が遺跡の説明を行う映像を撮影し、会場のパソコンで視聴できるなど他会場ではみられない工夫もされていますので、ぜひ会場に足を運んでみてください。 (石井)