2015年8月25日
「まいぶんスクール」で学校の先生が発掘体験 !
夏休み期間の8月10日(月)に、山口県内の小・中・高等・総合支援学校の先生19名を迎えて、「まいぶんスクール」を開催しました。
午前中は、埋文(まいぶん)センター内にて、埋蔵文化財とはどのようなものかや出土品の貸し出し方法などについて、土器や石器に直接触れてもらいながら講義を行いました。
また、ばらばらの土器破片を接合して復元する実習作業も体験していただきました。なかなかうまく破片どうしがくっつかなかったりして苦心されていましたが、ぴったりと破片が合わさった時には、とても嬉しそうな表情を浮かべておられたのが印象的でした。
午後は、埋文センターが現在発掘調査を行っている「下津令遺跡(しもつりょういせき)」(防府市台道)で、発掘体験にチャレンジしていただきました。
真夏の炎天下、汗を垂らしながら、当時の人びとが作った土器の破片を自分の手で掘り出したときには、「出た」と大きな歓声が上がるなど、新鮮な発見の感動を味わわれた様子でした。
参加された先生方からは、貴重な発掘体験をもとに、土器などの実物を借り出して、学校の授業で子どもたちにも感動を伝えたいとの声が寄せられました。
県内外の先生方も、ぜひ一度、山口県埋蔵文化財センターにお立ち寄りください。