2022年6月21日
巡回展(下関会場)で講演会を行いました。
巡回展「発掘された山口」(下関会場)は、6月4日(土)から7月3日(日)まで、下関市立考古博物館(下関市綾羅木454)で開催中です。これを記念して、6月12日(日)には講演会を実施しました。
講演会は、午前・午後の2回に分けて、「近年の調査からみた山口県の弥生時代」という演題で実施しました。内容は、近年当センターで調査した本郷山崎遺跡や馬場遺跡などの成果を中心に、県内の弥生時代遺跡の特徴について、パワーポイントと資料を交えながらお話ししました。
参加者の皆さまには、長時間にもかかわらず、熱心に耳を傾けていただきました。さらに、講演後には「ドングリのアク抜き穴は全国的にみられるのか」、「高地性集落はなぜ東部に多いのか」などの質問もいただきました。
次回の巡回展は、田布施町郷土館(熊毛郡田布施町大字下田布施875番地2)にて、7月20日(水)から8月21日(日)まで開催の予定です。当センターが発掘した県内の出土品を直接目にする機会です。ふるってのご来場をお待ちしております。