[2010年5月]の記事リスト

2010年5月20日

出前授業に行ってきました(山陽小野田市立厚陽小学校)

2010厚陽小.jpg  今日は、山陽小野田市立厚陽小学校6年生1クラス20名の出前授業に行ってきました。到着すると、ちょうど掃除の真っ最中。みなさんの「こんにちわ」という元気な声に迎えられました。午後の読書時間の最中に私たちが授業の準備をしましたが、今から何が始まるのだろうというみなさんの期待感がひしひしと伝わってきましたよ。さて、いざ授業が始まるとさすが6年生、授業に意欲的に取り組み、活発に意見発表をしてくれました。特に黒曜石片を一人一人に配布し、何に使ったのかを尋ねると、全員が真剣に考えてくれました。また、担任の上田先生が黒曜石で紙を切るのを見て、とても驚いていた男子もいましたね。下村遺跡の弥生土器を見て、何の絵が描いてあるのかを尋ねた時は、いろいろな答えが聞けて、みなさんの想像力に私も驚かされました。センターの藤原調査員に何でも聞いていいよと言ったら、すぐに何名かの人が手を挙げて質問しましたね。中でも「縄文土器の縄目模様をつける理由は何ですか?」という質問は、なかなか鋭いところを突くなあと感心しました。そしていよいよ「さあ、土器に触ってもいいよ。」という声を聞いた時はみなさんの目が一番輝いた瞬間でした。神花山古墳の頭骨が一番人気でしたが、ほとんどの人が展示してある全ての土器に触ろうとしているのがよくわかりましたよ。
 さて、授業の最後でも紹介しましたが、6月1日(火)から7月19日(月)まで、山陽小野田市歴史民俗資料館で「発掘された山口・巡回速報展」が開催されます。平成20年度に行われた県内での発掘調査の成果が展示してあるので、是非見に行っていただきたいと思います。最後になりましたが、このような機会を設けていただい厚陽小学校の先生方、熱心に授業に取り組んでくれた6年生のみなさんに感謝の意を示します。楽しく充実した一時、本当にありがとうございました。      (高木)

2010年5月12日

巡回速報展「発掘された山口」の展示解説を行いました

巡回速報展(長門市).jpg 当センターの主催する埋蔵文化財公開普及事業「発掘された山口」が平成22年5月17日まで長門市教育委員会 歴史民俗資料室で開催されています。展示品は平成20年度に当センターが発掘調査を実施した遺跡を中心とする6遺跡の出土品や写真パネルなどで、市民の皆さんといっしょに展示品を見ながら解説しました。皆さんには普段目にすることの少ない品々ということで、「この土器の形のもつ意味は?」、「三叉(さんさ)トチンはどう使うのか?」といった質問を受けました(写真:長門市教育委員会提供)。
 また、別室で「長門市の古墳が語るもの」と題して講演を行いました。糘塚(すくもづか)横穴群に葬られた人物にスポットを当てた内容でしたが、市民の皆さんは熱心に聴いてくださいました。展示と合わせ、皆さんが考古学や郷土史への興味を深める一助になれば幸いです。  (岩崎)