[2009年5月]の記事リスト

2009年5月14日

出前授業に行ってきました(宇部市立西岐波中学校)

09西岐波中.jpg 宇部市立西岐波中学校1年生177名を対象に出前授業を行いました。体育館をお借りして、2クラスごとに「コ」の字型に座ってもらい、中央部に持参した遺物を展示しました。
 旧石器時代から古墳時代への道具の移り変わりをもとに、人々のくらしぶりがどのように変化していったのか、なぜ変わったのかなど、自然環境の変化や中国・朝鮮半島との関わりにも触れながら大まかな説明を行いました。これまで遺跡からの出土品を間近に見たり、実際に触ったりする経験がほとんどなかった生徒たちにとって、写真とは違い質量感のある実物の存在感は圧倒的だったようで、実際に手にとってみてもらった生徒たちの目の輝きの新鮮さを感じました。
 また、「出土した遺物はどうして重要なんですか?」といった素朴な質問も飛び出し、ともすれば初心を忘れかけそうになっていた私への警鐘となりました。なお、今回の出前授業にあたり、同校の先生方には会場の設営など諸準備を含め、大変お世話になりました。あらためてお礼申し上げます。(河村)

2009年5月13日

出前授業に行ってきました(山口市立白石小学校)

09白石小.jpg 今日は白石小学校に出前授業に行ってきました。
 白石小学校のみなさんには、授業の中でたくさんの“推理”をしてもらいました。となりのともだちと「こっちの土器は、やわらかくて古そうだよ。」「こっちのは、模様が細かいから新しそうだね。」と熱心に土器を観察していましたね。中には、「こっちの土器は古そうな匂いがする!!」と話してくれた人もいて、とても驚きました。
 「これ、いったい何に使うのかな?」と、目の前の遺物を観察するみなさんのまなざしはキラキラと輝いていて、ワクワク、ドキドキしている気持ちがすごく伝わってきました。私たちが、ふだん何気なく見過ごしている風景の中にも、実はたくさんの「ワクワク、ドキドキの素(もと)」が隠されています。今日みなさんが感じた「なぜ?どうして?」という気持ちをこれからも大切にして、毎日の学習に取り組んでくださいね。それができれば、みなさんは立派な“名探偵”です。
 今回の出前授業にあたって全面的にご協力いただいた白石小学校の先生方、楽しく真剣に課題に取り組んでくれた6年生のみなさん、本当にありがとうございました。今度はぜひ埋蔵文化財センターに遊びにきてくださいね。   (石川)

2009年5月 8日

出前授業に行ってきました(周南市立三丘小学校)

09三丘小.jpg 周南市立三丘小学校6年生1クラスの出前授業に行ってきました。授業を終えて感じていることは、好奇心いっぱいの子供達が多かったなあということです。「古代の人が、犬をなぜ連れていたの」という質問が出ましたが、実はなかなか答えるのが難しいのです。人のお墓の中から、いっしょに犬の骨が見つかることがあるので飼っていたことは確かなのですが…。昔の人がどんなことを考えていたか、形に残らないものは残念ながら想像することしかできません。私からのクイズ「関係の深いものを線で結ぼう!」では、弥生時代の道具の使い方を考えてもらいましたが、むずかしかったかな?みんなの話し合いの中で、耳環や紡錘車の使い方をほぼ正確に予想している人がいました。その人は日ごろから興味を持って物事に接しているから、予想できたのではと思います。大人になってしまうと、よく理解できないものは、ついつい考えないようにしたり、いい加減にあつかってしまいます。でも、まだやわらかな頭を持っている皆さんには、ずっと好奇心を持ち続けていてほしいと思います。修学旅行で行く吉野ヶ里遺跡では、たくさんのことを学んできてくださいね。
 最後になりましたが、このような機会を設けていただいた三丘小学校の先生方、熱心に授業に取り組んでくれた6年生のみなさんに感謝の意を示します。楽しく充実した一時、本当にありがとうございました。                  (安村)