[2008年5月]の記事リスト

2008年5月23日

センター施設見学(宇部市立楠中学校)

08楠中見学.jpg 宇部市立楠中学校1年生の6人が埋文センターを訪れてくれました。今回山口の歴史と文化(特に大内氏の時代)を学習する目的で、瑠璃光寺五重塔などとともに当センターが見学対象となりました。センターでは、大内氏時代に関連する遺物を実際に手に取ったり、展示室や整理室作業の見学をしてもらいました。生徒のみなさんは、熱心に説明を聞いたり、メモをとってたりして学習していましたね。センターで見たこと聞いたことを、今後の勉強に活かしていただければと思います。

2008年5月15日

つれづれ 弐  ~洗い~

つれづれ2.jpg 前回の答えは、 「土器を洗う」です。
 調査現場から持ち帰った土器には、土などが付着したままのものがほとんどです。そこで丁寧に洗い落とす必要があります。
 まずザルの中に土器の破片を入れて、水につけて汚れを落とします。ザルを使うのは、洗う途中に小さな破片をなくさないようにするためです。土器は焼きが不十分でもろいものや、表面に紋様があるものがありますので、洗うときには壊したり、紋様を消したりしないように、注意深く丁寧に水洗いを行います。このときスポンジやブラシなど柔らかい素材のものを使用します。また土器の断面(割れ口)についた土もきれいに除いておかないと、破片を接合しにくくなりますので、硬いブラシや千枚通しを使って頑固な付着物をおとします。このほかさまざまな硬さのハケや針など、土器や汚れの状態に応じながら道具を使い分けています。

出前授業に行ってきました(山陽小野田市立厚陽小学校)

08厚陽小.jpg  学校に着くと児童たちが、元気なあいさつとともに、授業場所の2階まで遺物運びを手伝ってくれました。とっても助かりました。同時に、「よし、がんばるぞ!」という勇気ももらいました。さて、授業のはじまりです。授業は、遺跡から出た遺物などから弥生時代や古墳時代の生活の様子を考えるという内容です。特に、厚陽小学校のある山陽小野田市の遺跡(吉部田遺跡、長光寺山古墳等)を中心に説明しました。児童のみんなは真剣に聞き、目の前にある「本物」の弥生土器、土師器や鉄器等を、興味津々眼を輝かせながら見たり触ったりしていました。そして終了しようとした時、時間が過ぎたのにもかかわらず、「もっと触りたい」といいました。感動です(厚陽小学校の先生方、時間を過ぎて申し訳ありませんでした)。今回の出前授業を受けたみなさんが、遺跡についてこれまでより一層の関心をもってくれたら幸いです。(上田)

2008年5月 9日

つれづれ 壱

つれづれq1.jpg  説明しよう!!
 「つれづれ」とは、整理室で行う土器復元などの遺物整理作業を、クイズや写真で紹介するコーナーなのである。発掘調査で出土するたくさんの遺物たち。それらがどのように整理・復元されていくのだろうか。このコーナーをみれば、それが明らかになる(かもしれない?)。
 では、今回のクイズです。
 「写真の道具は、遺物整理作業でどのように使うのでしょうか?」
 答えは次回!

2008年5月 8日

出前授業に行ってきました(柳井市立新庄小学校)

新庄小.jpg 5月8日(木)に柳井市立新庄小学校に出前授業にいきました。6年生の児童たちは、新庄小学校があった辺りは昔、海であったことや自分たちの遊び場であるウェルネスパークも弥生時代の遺跡であることを初めて知って、とても驚いた様子でした。また、縄文・弥生土器や石器・鉄器を実際に手にとってしげしげと眺めたり、ミニチュア土器の弥生人の指跡と自分の指とを重ね合わせて感激したりと、2000~3000年前の遺物に触れられたことに感動していました。また、柳井市には茶臼山古墳があったり、平生町や田布施町に近いと言うこともあって、ここ新庄地区も、歴史的価値のある町であることを再認識したことでしょう。歴史あるふるさと新庄地区をいつまでも愛し、大切にできる新庄小学校6年生に成長してほしいと思います。新庄小の6年生のみなさん、今日は本当にありがとうございました。(岩田)
 PS:校長室のガラスの戸棚の中に、古墳時代の土器が数点と銅の鏡(おそらくレプリカ?)がありました。先生方も知らない人が多いのでは? 児童のみなさん、校長室に行って見せてもらったらどうですか。