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[2014年11月]の記事リスト

2014年11月26日

中恋路遺跡の現地説明会を行いました

PB221003.gif 11月22日(土)に、中恋路遺跡の現地説明会を開催しました。前日夕方の雨で開催が危ぶまれたしたが、当日は晴天に恵まれ、地元を中心に大勢の参加者にお集まりいただき、10時から現地説明会を無事始めることができました。
 中恋路遺跡は、当センターが平成23・25年に現地調査を実施しており、今年度が第3次調査となります。そこでまず、参加者のみなさんに過去2回分の調査成果を簡単に紹介し、続いて実際に遺跡の中に入ってもらいました。遺跡の上を歩きながら、今年度発掘した遺構の中から特徴的なものを中心に、土器などが出た状態の写真を掲示しながら解説しました。中にはメモを取ったり、質問をしてこられる熱心な参加者もおられました。
 続いてテント内に展示された出土品の紹介です。何百年もの時を経て土の中から再び姿を現した数々の遺物に、参加者は本当に興味深く見入っておられました。中でも、墓から出土した輸入磁器(青磁)は、参加者の注目を集めていました。これら出土品は、来年の4月から当センターの展示室に並べることになります。
 おかげさまで参加者は最終的にはおよそ80人までに増え、盛会となりました。
  また、今回は参加者の中に小・中・高校生の姿が見えたのが嬉しかったです。この会をきっかけに、郷土の歴史に興味・関心を持ってもらえることを期待します。(高木)

2014年11月13日

下村遺跡B地区の現地説明会を行いました

001.gif 山口県埋蔵文化財センターでは、美祢市伊佐町下村地区で、市道渋倉伊佐線工事に先立って発掘調査を実施しました。8年前の平成18年度には下村遺跡A地区の発掘調査を行って、絵画土器をはじめとする弥生時代の遺物・遺構が発見されていますが、今年度は、道路の西側延伸部の下村遺跡B地区の調査を行いました。
 今回の調査では、縄文時代の狩場に伴う狩猟に使ったと思われる落し穴や石鏃、奈良・平安時代の掘立柱建物跡や製炭土坑、鎌倉・室町時代の掘立柱建物跡や多くの石を投げ入れた集石土坑などが確認され、調査区中央の遺構密集区からは、石鍋や輸入磁器(青磁・白磁)も見つかりました。
 説明会では、出土した遺物を現地で展示するとともに、出土場所に写真及び文字パネルを設置すると同時に、土器を土坑の中に残し出土状況がわかるように工夫し、調査担当者が参加者の皆さんと一緒に調査区内を廻りながら説明を行いました。
 曇り空でしたが雨の心配はなく、前日、空中写真撮影・測量のためにヘリコプターが低空で飛行したこともあり、地元の方々の関心も高く、約80名の方に参加していただき、熱心に説明をお聞きいただくとともに、さまざまな質問をしたいだだき、盛会のうちに説明会を終えることができました。本当にありがとうございました。(米澤)