2014年6月24日
巡回展(田布施会場)で、講演と展示解説を行いました
5月の防府市文化財郷土資料館での開催に引き続き、田布施町郷土館にて5月29日から6月29日まで、巡回展「発掘された山口」が開催されています。
この開催に合わせて、6月21日に「考古学から見た山口の地域性 ~瀬戸内編~」と題して、展示されている遺物を話に絡めながら、田布施町の地域性、ひいては山口県の地域性が浮かび上がるような話をさせていただきました。
来館者の方々は、「熊毛王国」として地域をアピールしたいという強い意欲をもっておられ、非常に熱心に聞いておられました。また、ずっと興味をもってくださる地元の方々だからこそわかる情報を提供してくださり、充実した時間を過ごすことができました。
次は、7月11日から8月24日にかけて、山陽小野田市歴史民俗資料館にて開催予定です。県内初の出土品「銅印」も展示されていますので、ぜひともご来館ください。(中里)