2014年7月15日
巡回展(山陽小野田会場)で講演と展示解説を行いました
今回で3会場目となる巡回展「発掘された山口」は、7月11日から8月24日まで山陽小野田市歴史民俗資料館で開催中です。
7月11日には、記念講演として「山陽小野田市の古墳時代~古墳の移り変わりと須恵器づくり~」と題してお話をさせていただきました。市内には長光寺山古墳をはじめ、多くの古墳があることから、実際に現地へ足を運んでいただき、その重要性を地域の皆さんで考えていただくきっかけになれば幸いです。
講演後の展示解説では、県内各地の出土品のほか、山陽小野田市にある松山窯の出土品をご覧いただきました。古墳時代の須恵器窯跡と、現在も山陽小野田市に残る「須恵」や「焼野」などの地名とのつながりについて、関心をもたれているようでした。
次回は、9月1日から10月13日まで、岩国市の由宇歴史民俗資料館にて開催の予定です。引き続き、県内初出土の銅印をはじめ、岩国市内で調査された表面遺跡の出土品も展示する予定ですので、多くの方々のご来館をお待ちしております。