2015年2月19日
学びの森くすのきで記念講演と展示品解説を行いました
当センターが平成24年度に実施した発掘調査成果の巡回展「発掘された山口」が、学びの森くすのきで開催されています。2月15日(日)には講演と展示品の解説を行いました。
講演では、「田布施町尾尻遺跡出土の古代銅印をめぐって」と題し、今回の展示の目玉である銅印がみつかった状況や銅印の出土から考えられることについてお話ししました。
その後、巡回展会場で、展示品が出土した遺跡の性格や代表的な出土品について簡単な解説を行いました。観覧者から、矢じりの石材や平安時代の海水面上昇の根拠等の質問があり、興味を持っていただいたことを嬉しく思いました。
今年度最後の巡回で、会期は3月1日(日)までとなっています。銅印もご覧いただけますので、ぜひ、会場に足を運んでみてください。(石井)