2020年1月22日
巡回展(長門会場)で講演会とギャラリートークを行いました
今年度第6会場目となる巡回展「発掘された山口」は、ながと歴史民俗資料室(長門市東深川2660-4)を会場に、1月27日(月)まで開催中です。開催期間中の1月11日(土)に、37人の方にご参加いただき、講演会とギャラリートーク(展示品解説)を行いました。
講演会では、「縄文の風景」と題して縄文時代についての最新情報や各地の遺跡に
ついて映像主体で解説しました。中でも実際にドングリハンバーグをつくって食べた話には関心が高かったようでした。また、次の弥生時代の幕開けとなる長門市内の本郷山崎遺跡の重要性についても紹介しました。ご参加の皆さんは終始興味をもって聴講して頂けたようでした。
講演後のギャラリートークでは各時代の遺物の要点解説を行いましたが、皆さんは
時間をかけて土器・石器などを熱心に観察しておられました。また、次年度は本郷山崎遺跡の出土品が巡回することに期待する声も聞かれました。
これを機会に皆さんに埋蔵文化財への興味・関心を深めて頂ければ幸いです。
なお、第7会場目となる巡回展「発掘された山口」は、学びの森くすのき(宇部市船木361-6)を会場に、2月1日(土)から2月28日(金)まで開催いたします。皆様のご来場をお待ちしています。