2021年4月19日
スポット展示「山口県と牛」開催のお知らせ
丑年にちなみ、今回は山口県と牛のかかわりについてご紹介します。
平安時代以前、山口県では「牧(まき)」とよばれた牧場で牛が飼われ、牛乳を煮詰めたチーズ「蘇(そ)」をつくっていました。そして、古墳時代中期の角杯形(かくはいかた)土器が田布施(たぶせ)町明地(みょうじ)遺跡から出土しています。今回展示するこの土器は牛の角の形をしたうつわで全国的にもめずらしく、日韓交流を物語る逸品でもあります。展示では、主にこの土器について、パネルで解説しています。
令和3年(2021年)9月24日(金)まで展示していますので、ぜひ一度ご覧ください。