2023年6月29日
令和5年6月27日(火)、宇部市立西宇部小学校で、6年生を対象に出前授業を行いました。授業では、初めに学習プリントに取り組んでもらい、その後パワーポイントや持参した遺物を使いながら、プリントの答えの確認と、縄文時代から奈良時代にかけての概説を行いました。授業の最後には、持参した遺物を実際に手に取ってもらいました。
児童の皆さんは、自発的に発言するなど、積極的に取り組んでいる様子でした。また、身近な遺跡のことや実際の遺物に触れる活動には、とくに関心を示していました。
今回の授業をきっかけとして、埋蔵文化財や地域の歴史に、関心を深めてもらえたら幸いです。埋蔵文化財センターにもぜひ遊びに来てくださいね。
2023年6月16日
令和5年6月7日(水)、萩市立小川小学校で3年生から6年生までを対象に出前授業を行いました。縄文時代から古墳時代までについて、当時の人々の生活のようすなどについて説明したあと、各時代の土器や石器などに触れる時間を設けました。なお、授業では校区内にある塚穴古墳が県内有数の規模の石室をもつことや、小川地区が古代交通の要所であったことなどにも触れました。まだ歴史を学習する前の学年を含んでいたためか児童のみなさんはやや遠慮気味でしたが、土器などに触れたり、弓矢体験をする時には普段どおりの積極的な姿勢を見せていました。
今回の出前授業を機会に、児童のみなさんにさらに地域の歴史に興味や誇りをもっていただければ幸いです。
2023年6月15日
令和5年6月5日(月)、山口市立白石小学校で6年生を対象に出前授業を行いました。会場は音楽室で、午前・午後各2クラスに対して「豊かな縄文時代と変化の弥生時代」をテーマに当時の人々の生活のようすなどについて説明したあと、各時代の土器や石器などに触れる時間を設けました。なお、センターから持参した土器は、校区内にある白石遺跡・鴻ノ峰古墳群などからの出土品を中心に選定しました。児童のみなさんは好奇心旺盛で、持参した遺物やレプリカに積極的に触れ、「木の弓はどのくらい矢を飛ばせるのか」、「勾玉の穴はどうやってあけるのか」、「土器は新しくなるほど薄くなるのか」などの質問がありました。
今回の出前授業を機会に、児童のみなさんにさらに地域の歴史に興味をもっていただければ幸いです。