2007年4月18日
出前授業に行ってきました(山口市立大歳小学校)
今日は山口市立大歳小学校6年生に「掘り出し物」の鑑定をしてもらいました。山口県埋蔵文化財センターの発掘調査で発見された縄文時代から江戸時代までの「掘り出し物」を見て、触って、におって、どの時代のもので、どういうふうに使ったものか考える学習です。
鑑定した「掘り出し物」は大きな年表の上に並べました。この年表は1年を2㎜の長さで作ったもので、今から縄文時代の始まりまでは26mもあります。6年生のみんなが生まれてからは24㎜しかありませんから、歴史の長さを実感しますねぇ。
それぞれの時代に人々が使った道具は、時をこえて私たちにさまざまなことを語りかけます。石器や土器、勾玉や鏡など、いろいろな「掘り出し物」のなかで何が印象に残ったかな? 江戸時代の下駄はみんなに道具を大切にすることを教えてくれたね。人骨資料に触ったのは初めてだったかな。ずっと地下に眠っていた「お宝」が、みんなの歴史学習の道案内になったらいいなぁ。(籠山)