2008年6月30日
職場体験
当センターでは、中学校や高校からの依頼により、生徒の職場体験実習をしています。6月16日(月)~19日(水)に大津高校(2年生1名)、同16日~27日(金)に山口総合支援学校(3年生1名)からの生徒を受け入れました。実習生は、最初、やや緊張したようすでしたが、しだいに職場環境にも慣れ意欲も出てきて、よりスピーディに作業を進めるための工夫をするまでになりました。
実習は、遺跡の発掘調査現場の見学に始まり、出土した土器片を洗浄・接合・復元(石膏入れ)し、最後に収蔵庫に保管するまでの一連の作業などを体験。とくに接合・復元は、なかなか思うようにいかず、あれこれ試行錯誤しながら、ねばり強く頑張っていました。そのぶん、完成した時の喜びは大きかったようです。他の人と協調し、共同で作業を行うことの重要性や困難さとともに、将来の就労に向けての考え方をもつ上で、意義深い実習になったのではないかと思います。