2009年8月28日
光市土器復元講座
8月28日(金)、光市文化センターからの依頼を受けて、土器復元実習を行いました。会場は、当埋蔵文化財センター1階の整理室。
この実習は、光市文化センターが主催する土器復元講座の一環として計画されたものです。将来的に光市内で出土した土器について、自前で整理できるようになるとともに、広く埋蔵文化財の保護と活用に対する理解を深めることが目的です。
参加者は、11名。実習は、土器の洗浄から始まり、接合、石膏入れを行いました。「どの作業も思ったより大変で、根気が必要。」とは、ある参加者の声。でも、整理室スタッフの懇切な指導も良かったのか、土器の形がしだいにできあがってくると、参加者の顔にもようやく笑みが・・・。その満足そうな表情が、とても印象的でした。
土器復元は、経験が必要です。これからもチャンスがあれば、積極的にトライして、早くそのノウハウを習得できるといいですね。