2010年8月 5日
まんよう 八
暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしですか?
発掘現場も本格的に活動をはじめています。
復元室も何かしら忙しい日々です。
今回は、私が「ネーミングマシーン」と勝手に呼んでいる機械を使った作業をご紹介。(正式名称はちゃんとあります)
発掘調査で取り上げられた遺物は、報告書を作成する過程で、ランク分けされます。
分けられますが、残念ながら形にならなかった、大量の土器の破片たちもちゃんと保管されています。
名無しにならないよう遺物それぞれに、どの遺跡のどの遺構から出土したものなのか、番号をつけて記入します。その数、何千点にもなります。
昔はすべて手書きだったそうで・・・文明の利器に感謝の日々です。 ( 中 )