2013年10月 8日
束荷(つかり)小児童が発掘体験を行いました
今回の発掘体験では、束荷小学校児童4名を受け入れた。まず、発掘体験を行う前に発掘調査についての説明や、水奥遺跡の概要解説を行った。
ついで、土層ベルトを残した溝状遺構の掘り込みに入り、遺物に注意しながら作業を行った。中世の土師器などが検出され、ほぼ完形に近い坏なども、児童たちは引率教員の手を借りながら、おおよその形を出すことができた。
実際の発掘体験時間は、10分の休憩をはさみ約1時間30分行い、終了後、児童が1名ずつ感想を述べたが、身近に遺跡があることの驚きや、遺物が出土した時の感動を語ってくれた。短時間であったが、児童には貴重な体験になったことと思う。