2015年4月21日
出前授業に行ってきました(山口市立宮野小学校)
4月16日(木)に山口市立宮野小学校に出前授業に行ってきました。6年生のみなさんは、礼儀正しく、気持ちのよい挨拶で迎えてくれたので、とてもリラックスして授業を行うことができました。クイズやこちらの問いかけに対しても素直に応えてくれてありがとうございました。
授業の前半では、3つの時代(縄文時代→弥生時代→古墳時代)のそれぞれ特徴的な土器(縄文土器・弥生土器・須恵器)を配り、「どれが一番古いのか?」「2番目に古いのはどれか?」ということについて考えてもらいました。ペアでの学習でしたが、土器片の色や模様、固さなどに注目して観察していました。
授業の後半では、3つの時代の土器をはじめ、石鏃や石斧などの石器・土錘などの土製品・耳環や鏡などの金属製品にも触れてもらいました。1グループで数分間ずつという非常に限られた時間ではありましたが、意欲的に見たり質問したりしていました。
宮野小学校の周りには、とても多くの遺跡があります。「自分の住んでいる所の地下には遺跡や古墳が眠っている」という人もいることでしょう。みなさんの地域は、縄文時代から(実際にはもっともっと昔から)ずっと人々が生活し続けてきた所です。今回の授業では3つの時代について学びましたが、これらをきっかけにして自分たちの住む地域や、日本の歴史に興味をもってくれたらうれしいです。
今回の授業では宮野小学校の校長先生や6年生の先生をはじめ、多くの先生方にもご協力をいただきました。ありがとうございました。