2017年5月15日
出前授業に行ってきました(山口市立二島小学校)
5月8日(月)、山口市立二島小学校で出前授業を実施しました。今回は6年生のクラスで「国のかたちができるころ」と題しての授業でした。授業では教科書にない内容を多くして、校区内にある兜山古墳・幸崎古墳群などの遺跡も紹介しました。授業中にはこれは何だろう、どんな味だろう、といった質問をしましたが、みんな積極的に意見を発表してくれました。
授業の後には、近くの遺跡からの出土品を中心に土器・石器などを展示して、じかに手で触れてもらいました。みなさんからは、時代によって土器の重さが違う、むかしの人は普段から黒曜石のような使える材料をみつける努力をしていたと思う、といった感想を聞くことができました。
授業ではみなさんが集中して聞いているのが感じられ、質問への反応が早いのにも驚きました。古墳時代の説明が駆け足になってしまいましたが、これを機会に児童のみなさんが歴史や身近な遺跡に興味をもってくれるよう願っています。